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猫とともに、帰国しちゃいました!

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シアトルでの5年間の生活にいきなりピリオドをうち、ついに関西に戻ってきました。

先日のパーティーにお越し下さった友達の皆様、本当にありがとう!!!
詳細はまた後日のせますが、とりあえず、無事に到着しました。
なんとか、本日、ネットを部屋で使えるようになったので取り急ぎ報告のアップです。


実は、2年ほど前より、猫をアニマルシェルターよりアダプトしてました。
(上の写真の猫ちゃんです)
本名は、「Marvel」と言います。
日本名は「ぶ〜にゃん」と言います。
雄、10歳、Domestic short hairです。
既に去勢、デクロー(前爪がないのです)を前の飼い主にされており、太って、尿路結石になって、治療費がはらえなくなったのか、おしっこ始末が大変になっちゃったのか、シェルターに捨てられました。
その後、病院生活を数ヶ月送ったようで、治療されてシェルターにもどされました。
一人のおばあさんが引き取られたそうですが、色んな事情により、一ヶ月でもどされちゃったみたいで、その後3ヶ月もシェルターで過ごしてました。
そんな苦労続きのぶーちゃんを2年ほど前に引き取りました。
それまでは、犬派で、猫のお世話をしたことがなかったので、最初は苦労しましたが、今は大切な存在です。なので、苦労して、一緒に帰国して参りました。
後で、手続きを書いておきます。後に続く人のため、忘れないうちに。。。。。

実は、両親には知らせてなかったので、空港で私&ぶーにゃんを見て、両親はびっくり!でも、父は元来猫好きなので大丈夫で、母も驚きながらでしたが、一人&一匹を受け入れてくれました。本当にありがたかったです。

ブログは、このままぼちぼち続けます。
シアトルの最後の数ヶ月は本当に忙しく、ろくに更新もできてなかったので、まだまだネタもありますし、関西での生活もまた色々あるでしょう。

では、とりあえず。。。。。

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猫の輸入手続き(経時的に書いておきます。)

1、国際規格のチップを体内に埋め込み+狂犬病のワクチン一回目
2、狂犬病のワクチン2回目
  (一回目と二回目の間隔が確か4週間か5週間あけます)
3、採血検査(こちらも確か4週間か5週間あけます)
4、採血日より6ヶ月待機(有効期限は2年以内、必要であれば追加免疫すればよいとのことだったと思います、もし待機期間が足りない場合は、空港で足りない期間足止めを確実にくらいます。)。

注意:
☆ ワクチンに、決してリコンビナントとか使われてないか気をつけること。日本の認証しているワクチンであることをよくよく獣医さんに確認をとること。
☆ 輸入手続きの手順(英語)をUSDAより直接獣医さんにFAXとかで送ってもらって、獣医さん側の方でもよく確認をしてもらうとよいと思います。
☆ 採血をしたサンプルを送れる場所は、日本に認証されているアメリカ国内2つの機構だけでしたので確認すること。

5、猫ちゃんの体重、体のサイズ(長さ)をはかって、USDAに許可されるケージ(ケネル)を探す (NW airlie 参照)。

☆ 国際線フライトでは、4面にベンチレーションが出来ないと駄目なので注意。
☆ ねじ+ボルトでしっかり固定されてない場合は、自分でねじ+ボルトを購入してつけます(私の場合は、petmart two-door deluxになりました。4ドアですが、留め具がこれでは駄目なので、ホームデポでネジ+ボルトを買って自分で付け加えて、OKがでました。)。

☆ ケージの底にひく吸収パッド、ケージにとりつける二つの容器(トラベルセット)も購入します。トラベルセットは、便利です。

☆ ここも参照に。
http://www.unitedairlines.co.jp/jsp/en/travel_support/pets.jsp

6、 猫の体重、サイズ、総重量を全て計算し、猫が居る旨を伝えた上で、航空券を予約をします。
☆チケットの予約自体は、旅行会社で出来ますが、仮予約ナンバーをもらった上で、自分で直接航空会社に電話をして、動物をのせれるかどうかの確認、予約が必要となります。
☆その際、猫を含めたケージのサイズ、重量、預けになるか、手荷物もちこみになるか、聞かれます。Unitedの場合、ビジネスクラスに持ち込みはできません。また、持ち込みも、一つのキャビンにつき一頭とか色々規制があるので、他のお客様が既に持ち込みを申請されていたら、持ち込めません。)

7、動物検疫所のサイトより、輸入届け出を提出するための必要情報を獣医さんから得る(チップナンバー、ワクチンをした日付けや種類、会社名等)。

8、到着する空港の動物検疫に40日前に提出となるように、輸入届け出を動物検疫所のオンラインシステムにて送信する。

9、輸入届け出承認書が動物検疫よりe-mailで戻ってきます。
  (これが空港のカウンターでチェックイン時に要ります。)

10、申請番号が出ますので、それにて、輸入検査申請書もオンラインにて作成。

11、帰国10日前以降に、猫の健康診断、ワクチン、のみ駆除薬の塗布などが行ないます。猫の健康診断後に、書類を輸出国政府機関の裏書き(エンドースメント))を得るために、首都(ワシントン州の場合は、オリンピア)にあるUSDAにover night便にて送り(確か$75のチェックとともに。値上げになってました)、スタンプをもらって、またover nightで送り返してもらいました。

☆ 本当は、48時間以内が理想的ということですが、日本は10日前以降なら認めるというのがUSDAより回答があったので、10日前に行いました。また、もし心配ならば、直接オリンピアに行って面接をしてもらえば、その場ですぐに書類をもどしてもらえます。ただ、面接は午前中のみです。電話で予約できるそうです。

☆ また、書類を送り出すのでちゃんと受け取るようにと、獣医さんよりUSDAに連絡をしてもらってました。

12、最後に出国4日前から到着する空港の動物検疫に、到着する時間、自分で到着後手続きをするか、業者がするかとかの有無を連絡します(電話したけど通じなかったので、e-mailしたら、翌日に電話がかかってきて連絡がとれました。とても親切な対応をしてもらえました。)。

13、いよいよ出国直前です。ケージを完成させます。えさも、一応2回分、実父ロックに分け入れて、持参しました。

14、出発の4時間前に、えさ、水をあげて、あげた時間、サイン、自分の住所等をトラベルセットについてくるシールに記入して、ケージにはりつけました。

15、空港に到着(2時間半前にくるようにとのことでした。動物をのせるため、オンラインチェックインは出来ないようになってありました)。

16、普通のチェックインではない、ペット、特別サービスなどと書かれたラインに並びます。

17、チェックイン。

☆ 日本から送られて来た書類を提出。コピーをとられて、オリジナルは保存するようにもどされます。コピーは、封筒に入れられて、ケージに貼付けられました。
また餌もケージに貼付けられました。
☆ 航空会社のほうから、またタグに最後に餌、水をあげた時間や、こちらの住所等を書くように指示されます。
☆ 動物とは別に、スーツケース2個あずけました。

18、ケージのチェック

☆ チェックイン後、一旦、動物を外に出して、ケージのみのセキュリティーチェックがあります。

19、ケージのチェックした所より、猫ちゃんは出発。

☆ うちの子はでかいので、座席の下には入れれませんでした(規定サイズがあります。)。なので、預け入れです。獣医さんは、特に鎮静薬をくれなかったので心配してたのですが、彼は至って平静でおとなしく、ホッとしました。

20、飛行機が飛び立つ前(ゲートがclosingしてる時に)、フライトアテンダントの人に猫がちゃんと乗り込んでいるかどうか確認をとること。

☆ シアトル〜サンフランシスコ〜関西空港でした。シアトル空港で出発の時は、「猫ちゃんが現在boadingしてます。」とアナウンスされました。特に、赤いチケットはもらえませんでした。サンフランシスコから飛び立つ時は、赤いチケットがわたされ、確実に彼が同じ便に乗ったというお知らせのカードがもらえました(これを絶対受け取るようにと、しつこく、チェックイン時に言われます。)。

21、関西空港到着。

☆ 荷物受け取りの、ベルトコンベヤーの一番入り口の所に、ポンとおかれてました。

22、荷物、猫ちゃんを受け取ったら、動物検疫に向かいます。

23、書類をわたして、サインをし、チップを読み取ってもらって、最後に輸入許可証を頂いて、終了です!!!おつかれさまでした!!!
この許可証は、いつか、また出国したり、入国したりする時に必要になるので(またでかけるんか?)、保存しとくといいでしょう!!!
後は、頂いた書類を税関に見せて、税関を通過して、外の世界へ!!!

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最後に。

今回の猫の輸入に関して、獣医さんが本当によくしてくださいました。
彼女、ジェニファーの尽力がなしには、考えられません。
ジェニファーが、自分でオリンピアのUSDAや、あちこちに問い合わせてくれて、全部確認を取ったりしてくれました。大事なのは、信頼できる獣医さんとの連携プレーだと思います。

お世話になった獣医さんです。
ジェニファーは受付にいるアジア系の女性です。
彼女が、全て取り仕切ってやってくださいました。
とてもアットホームな病院です。

Phinney Ridge Animal Hospital
8205 Greenwood Ave N
Seattle, WA 98103
206-784-9200
by okagesandesu | 2008-12-04 12:35 | 関西生活


フラ、ぶうちゃん、サイエンス、大阪、シアトルとぶうちゃんの思い出、時々旅行記、人生は旅だね!


by okagesandesu

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